No.2
[ シティ ]
VINTAGE CHINO
No.2
[ シティ ]
ジョゼフ オムの数あるパンツラインナップのなかでもっとも基本的なモデルが「シティ」である。
「ジョゼフ オムが考えるスラックス」というべきテーパードシルエットは、誕生以来10年以上トップクラスの人気を維持し続けている。
ジョゼフ オムの全アイテムのなかで、「スタイリングの印象を左右するもっとも重要なアイテム」と定義されるパンツ。そのなかでも特別な位置づけにあるモデルが「シティ」である。
モデル名は英国の政治や経済、金融の中枢である「シティ・オブ・ロンドン」と呼ばれるエリアにちなんだもの。
それだけにシルエットはもっともドレッシー。最大の特徴は、太もも部分からつま先にかけてスリムになっていくテーパードシルエット。股上もやや浅めで、タックも省略されているため、ビジネスシーンではくスラックスやチノがとてもドレッシーなイメージに。また、ジョゼフ オムのパンツのなかでも、脚のラインをスマートに見せる視覚効果は群を抜いている。
スラックス感覚ではけるスリムなシルエットは、クラシックなジャケットはもちろん、モードなスタイリングに合わせてもしっくりくる。また、裾幅が絞られたスリムなシルエットは、昨今のトレンドであるボリューム感のあるシューズと合わせた際に、足元がバランスよく見えるというメリットも。
a=The rise 22cm,
b=Thickness of thigh 32.6cm
c=Hip 101.8cm d=Knee 23cm, e=Hem 19cm
そしてスリムな見た目とは裏腹に、日本人の体に合わせた立体的なパターンと伸縮性に優れたストレッチ素材の相乗効果によって、はき心地はあくまでコンフォータブル。
都会的な洗練と気品、卓越したスタイルアップ効果。ジョゼフ オムのパンツが持つ魅力が凝縮された「シティ」は、大人のスタンダードパンツにふさわしい一本だ。
ネイビーをベースにした千鳥格子柄のステンカラーコートの中に着たのは、表面にエンボス加工が施されたスクエアパターンのダウンベスト。現代的なレイヤードスタイルにシティのモダンな細身テーパードシルエットがマッチする。
トップスはウールボアのリバーシブルブルゾンと製品染めによるフェードカラーが印象的なニット。MA-1型のブルゾンをメインとした男らしいトップスに、シティのスリムシルエットが都会的な洗練をプラスする。
数あるモデルのなかでもジャケットとの相性のよさは格別。ダブルブレストのジャージジャケットにウールカシミアの大判ストールという上品な装いにも、シティはスラックス感覚でコーディネートできる。