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ジョゼフ オムの2019年秋冬コレクション。その見どころのひとつが充実したニットウェア。
冬を彩る鮮やかな発色やテクニカルな編み方、
上質な素材使いが光るニットウェアはジョゼフ オムの美学が息づく逸品揃い。
着こなしに一点取り入れるだけで、冬のコーディネートをブラッシュアップできる。

2019年秋冬コレクションで発表されたニットの数々。着こなしを品よく見せるならカシミヤやハイゲージのニットを。インパクトを重視するなら、ビッグバスケット編みやジャガード編みのニットを選ぶのも一興だ。着こなしのアクセントになる鮮やかな発色は、素材の質の高さを物語る。

1984年のロンドンで、ジョゼフ・エテッドギーによって設立されたファッションブランド、ジョゼフ。洗練されたシルエットを持つパンツが代名詞だが、このブランドがファッション界において初めて脚光を浴びたきっかけはニットウェアである。設立後から6年後の‘90年、独創的なデザイン性と高いクオリティをあわせ持つジョゼフのニットウェアは英国の栄えあるファッション賞、ブリティッシュ ファッション アワードの「ニットウェア デザイナー オブ ザ イヤー」を受賞。さらにその後‘94年まで4度もの受賞を果たしている。

メンズラインのジョゼフ オムにもその伝統は受け継がれている。同ブランドのニットウェアの特徴をひと言でいうなら、コンセプトでもある「Slick&Chic(スリック&シック)」という言葉がしっくりくる。「Slick(スリック)」とは「手際のよいさま」、「垢抜けているさま」という意味を持つ英語であり、一方の「Chic(シック)」は「上品で洗練されたさま」という意味を持つフランス語。このコンセプトにはデザインにロンドンの普遍的なテイストとパリのモダンな感性がミックスされていることも表現されている。

たとえば、左ページのクルーネックニット。レッドシダーブラウンとブラック、2色のレーヨン×ナイロン×ウールの糸で編んだニットは、陰影のある立体的なビッグバスケット編みが圧倒的な存在感を醸し出す。今シーズンはほかにも、センターや脇の編地が切り替えられた鮮やかな発色のブルーカシミヤニットや4色混で色の奥行きを感じるニット、表面に凹凸感のあるジャガード編みのミックスニット、ブルゾンやジャケットタイプのニットアウターなど、多彩なニットウェアがラインナップされている。

着回しやすいベーシックなニットウェアをベースにしつつ、ひねりをきかせた編み方やディテールでモダンなスパイスをきかせる。存在感あふれるジョゼフ オムのニットは、スタイリングの主役となるポテンシャルを秘めている。

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